サイバー犯罪対策課

インタビュー サイバー犯罪対策課 平成29年4月採用

担当業務

 サイバー犯罪対策課対策係では、サイバー犯罪被害防止のための講話や、上州くん安全・安心メールの配信、群馬県公式YouTubeチャンネルに掲載する動画の制作・配信等、サイバー犯罪被害防止に係る広報啓発業務が主な業務です。その他にも、関係機関や関係団体との連絡調整業務、相談電話対応業務、解析補助業務等を行っています。

サイバー犯罪から県民を守る

 以前は民間企業でSE(システムエンジニア)としてシステム開発等を担当していましたが、自分の家族がサイバー犯罪に遭わないためにはどうしたらいいかを考えていくうちに情報セキュリティ分野に興味を持ち、それがサイバー犯罪捜査官を目指すきっかけになりました。家族をはじめ、県民がサイバー犯罪に遭う事態を1件でも減らせるよう、日々業務にあたっています。

捜査も対策も、どちらも大きなやりがい

 以前は捜査を担当していましたが、このとき扱った不正アクセス事案では、匿名化がなされた状況であったにもかかわらず、特徴的なログから被疑者に結び付く情報を取得し、早期検挙に貢献できたことが印象深いです。対策係の業務では47都道府県の警察が参加するサイバーセキュリティコンテストにおいて、2位入賞を果たしました。
 捜査係は犯人を検挙することを目標としており、対策係は犯罪が起こるのを未然に防止する業務ですが、どちらも両輪となって進めなくてはならず、大きなやりがいを感じています。

人に感謝される仕事であることを再認識

 県民の方から「安全安心メールを見ていたから被害に遭わずに済んだ」と連絡をいただいたときには、やっていてよかったと思うと同時に、警察の仕事は、人に感謝してもらえる仕事であると再認識しました。

休日は家族と過ごしてリフレッシュ

 警察組織は有給休暇の取得率も高いなど、福利厚生面も充実しており、職場環境の整備が進んでいることを実感しています。
 休日は、家族と外出したり、家事をしてリフレッシュするようにしています。先日は家族と一緒にアップルパイを作りました。警察には、多種多様な趣味を持っている方が多いのですが、私は趣味といえるものがないので、これから探すつもりです。

サイバーセキュリティ分野における国家資格を取得

 私は、IT系で唯一の国家試験である情報処理技術者試験のうち、サイバー攻撃対策の専門知識・技能を備えた、サイバーセキュリティ分野における国家資格「情報処理安全確保支援士」という資格を、警察官になってから取得しました。この資格を有していると、サイバーセキュリティのプロフェッショナルとして活動することができます。

情報収集やスキル向上は積極的に

 情報漏えいやシステムのぜい弱性等のサイバーセキュリティに関する情報収集は常に行っています。また、オンラインで実施できるCTF(Capture The Flag…コンピュータセキュリティ技術の競技会。情報セキュリティのスキルを用いて、課題の中から答え(=FLAG)を見つけ出す。)を利用した自己研鑽を日頃から行っています。

警察官を目指す方にメッセージ

 スマートフォンをはじめとするIT機器やインターネットをはじめとするIT関係の知識や技能はサイバー犯罪のみならず、様々な犯罪捜査や犯罪の立証に必要不可欠となってきており、今後ますますIT関係の知識や技能を持った人材が警察組織には必要になります。
 また、警察は組織で対応するので、困ったことがあればすぐに上司や同僚に相談できる環境があり、人の役に立つことができるやりがいのある仕事です。