警察事務職員 第一線で活躍する警察官を事務部門から支える

仕事内容

総合交通センター(運転免許課)

 総合交通センターでは、運転免許試験、運転免許の更新・再交付、国外運転免許証の交付などの事務を行っています。
 この他、各種講習、運転適性検査、運転免許の行政処分など、運転免許に関する事務を担当しています。

警務課(警察署)

 業務が円滑に運営されるよう、各種警察活動を縁の下から支えています。具体的には、警察職員の休暇や健康状態を管理し、必要な人には医師の診察をすすめたり、警察署の車両が常に安全な状態で走行できるよう、点検などを行ったりしています。

会計課(警察署)

 警察署に届けられる拾得物を受理し、保管・管理や落とし主への返還を行っています。
 また、物品の購入、職員の給与事務、警察署や交番など警察施設の管理、旅費の支給など、様々な業務を取り扱っています。

 

インタビュー 警察事務 会計課 平成31年4月採用

担当業務

 会計課では、遺失物・拾得物の管理、署内の物品や支出の管理、職員の福利厚生や給与を担当しています。その中で私は、遺失物・拾得物の管理や窓口業務、電話応対、職員の出張費用の請求業務を担当しています。

人の役に立てることを実感

 「落とし物」をしたとき、誰もが不安になると思います。特に年配の方は落とし物をされることも多く、不安そうに警察へいらっしゃいますが、無事落とし物をお返ししたときの安心した様子を見ると、微力ながらも人の役に立てたことを実感でき、やりがいを感じます。これからも、一点でも多く落とし物を持ち主にお返しできるよう業務にあたりたいです。
 また、職員の出張費用の請求業務に関しては、会計事務を通して遠方の捜査を支えることができます。そして、出張から無事に帰ってきた捜査員の顔を見るとこちらもうれしく思います。

上司や先輩方に助けられて

 採用当初は、聞き慣れない言葉や初めての業務に困惑しました。しかし、困ったときは上司や先輩方が親身に話を聞いて、相談に乗ってくださるので、乗り越えることができました。会計課は特に事務職員が多く、チームワークも良いと思います。一体感を持って業務にあたることができるので、働きやすいと感じています。

「縁の下の力持ち」が自分に合っている

 もともと公務員志望でしたが、同じく警察事務職員の父の影響もあり、受験を決めました。警察官の試験も受けましたが、最前線に立つ警察官を支え、地域の安心安全を守るという、「縁の下の力持ち」の事務職員が自分に合っていると感じ、警察事務職員を目指しました。

多様な業務に驚くことも

 警察署の管轄内には大型の商業施設がいくつかあるので、毎週たくさんの落とし物が届くことに驚きました。そして、一般的に知られている警察官の仕事はほんの一部であり、書類作成等多数の事務業務の上に成り立っていることにも驚きました。

 

インタビュー 警察事務 生活安全課 令和2年4月採用

担当業務

 生活安全課において、特殊詐欺対策等の犯罪抑止を担当しています。その中で私は、高齢者への防犯指導、特殊詐欺対策のためのイベント実施や広報、上州くん安心・安全メールの配信等をしています。市民の方から直接相談を受けることもあり、初めは上司と一緒に対応していましたが、最近は1人で相談を受けることができるようになりました。

仕事のやりがい

 特殊詐欺被害に遭いそうになった高齢者の方が、私の実施した特殊詐欺対策の防犯指導や、配信した上州くん安心・安全メールや広報をきっかけに詐欺だと気づき、被害の未然防止につながったことがあり、やりがいを感じました。

分かりやすい資料作りを心がけて

 勤務している警察署管内は人口が多く、範囲も広いため、より多くの高齢者に特殊詐欺対策のための防犯指導を行うことが難しいのですが、資料や配布用のチラシを、一般の方が見てもわかりやすく工夫したり、交番等の警察官にとっても使いやすくするなどして、防犯指導を実施していただいています。

分からないことは積極的に質問

 小さなことでも、上司に相談や報告をしています。警察組織というと、上下関係が厳しいイメージがあるかもしれませんが、上司も先輩も親しみやすく、丁寧に教えてくれます。業務を遂行する上でわからないことがあれば、周りの人に積極的に質問し、自分自身も成長を実感しています。

普段の生活にも役立つマナーや教養が身に付く

 警察だけで使っている専門用語などがたくさんあることに驚きました。配属されてすぐはわからない言葉が多かったので、上司に聞いたり、辞書で調べるなどして覚えていきました。また、警察学校や上司から教えていただいたマナーや教養は、仕事だけでなく、普段の生活にも役立っていると思います。

 

インタビュー 警察事務 装備施設課 2010年4月採用

担当業務とやりがい

 装備施設課では、警察施設や車両、警察官の制服、装備品等の管理を行っており、私は主に車両の維持管理を担当しています。この係でしか経験することができない業務なのでとても魅力的ですが、新しい車両を配車するためには、関係各所と連絡を取って計画的に進める必要があります。無事に車両を第一線へ納車し、活躍している姿を見たときには、非常にやりがいを感じます。

周りの人のサポートあってこそ

 警察業務は多岐にわたり、新たな業務に就くときには不安を感じることもありますが、周囲からのサポートのおかげで乗り越えることができました。今の業務は特に、警察署や整備工場など関係する場所が多いので、連携が特に大事だと思います。こまめに連絡を取ってなるべくスムーズに業務を進めることを心がけています。

日本の治安の良さを実感して

 学生時代に海外に行く機会があり、日本の治安の良さを実感するとともに、治安を守ることの大切さを感じ、警察関係の職業に興味を持ちました。いろいろ調べていく中で、現場で活動する警察官よりも事務方として組織を支える業務の方が自分に合っていると考え、警察事務を選びました。

警察職員になって

 警察職員になるまで、警察と市民生活との関わりについてほとんど実感がありませんでした。しかし実際に警察署に勤務してみると、市民の方からのさまざまな相談や、事件等があり、警察組織が深く市民生活に関わっていることを知り驚きました。そして自分たちの仕事がなくてはならない大切な仕事であるということを改めて気づき、非常にやりがいを感じました。

休日は

 2人の子どもと公園に遊びに行ったり、まとまった休みがあれば家族で旅行に行ったりしています。就職してから何度か登山に行ったのですが、子どもが大きくなったら一緒に行ってみたいです。家族と過ごす時間は仕事のことを忘れてリフレッシュすることができます。

これから警察職員を目指す人へ

 警察の仕事は、国民の生命や財産を守る非常に重要な仕事で、そのことはこの仕事に就いてから改めて深く実感しました。その仕事を身近で支える警察事務は、他の行政事務等の公務員では感じることができない大きなやりがいを感じる仕事だと思います。責任感があって、困っている人を助けたいという思いのある方と、一緒に仕事ができたらと思います。