生活安全部 犯罪や事故の取締りと未然防止に活躍

インタビュー 警察学校 学生係 平成14年採用

担当業務
 新任警察官や職員に対し、第一線の現場に出るために必要な知識・技能等を習得させます。学生係として、学生指導や生活指導を通じ、これから警察官として勤務するための「誇りと使命感」を養わせるとともに、刑事警察を教える教官として、どんな事件にでも立ち向かえる強い警察官を育てるべく日々邁進しています。
学生に伝えたいこと
 私が指導にあたっているのは、一般人から警察官になったばかりの学生です。私が伝えることが、現場に出る学生の基本となるので、「強く、優しい警察官」になれるかは我々にかかっていると自分に言い聞かせ、頼もしく成長する姿をイメージしながら学生と向き合っています。また、学生に対しては、どんな現場でも臨機応変に対応できるコミュニケーション能力、多種多様な現場に耐えうる体力、強い精神力を養うため、時に厳しく接し、最後まで諦めない気持ちを持たせるように心がけています。学校で学ぶことは、当然初めてのことばかりなのですが、現場に出てから困らないように、学生には「分からないことは分からないままにせず、自分から進んで学ぶようにしなさい」と指導をしています。
刑事としての経験から
 私が刑事課員として経験した犯罪の現場は大変な事件ばかりでした。近年、犯罪認知件数は減少傾向と言われていますが、被害者にすれば、一生忘れられない怖くて悔しい思いに悩まされているわけです。その気持ちを少しでも解消し、被害者の無念を晴らすには、犯人検挙につきるのですが、そう簡単に犯人を検挙できる事件ばかりではありません。しかし、被害者のことを考えて「絶対に諦められない」という気持ちで取り組んできました。学生には警察官として、「どんな事件でも立ち向かえ」と伝えています。中途半端な気持ちのまま現場に出ると、被害者にもそれが伝わってしまう。だから、全部に立ち向かえる気持ち、心構えを持ってもらいたいと話しています。
自身の経験を交えて
 自分が警察学校の学生だったときは、時間に追われて忙しく動いていましたが、教職員として学生たちを一歩引いた目で見ると、時間の使い方が大切だったのだとわかりました。今、学生たちには時間の使い方についてアドバイスをしています。でも、ただやらされているだけではおもしろくないし、こなしているだけになってしまう。だからあくまでも本人の自主性を尊重し、「自分で気付き、目標を持つことが大切だ」と伝えています。
同期はずっと同期
 苦楽を一緒に過ごした同期とはずっとつながっています。親友ともまた違う、仲間であって友であるという、特別な存在です。警察学校時代はもちろんですが、卒業してからも仕事のことで悩んだときに話ができるのは同期なんです。だから今の学生たちにも同期は一生ものだよ、と伝えます。定年退職しても、同期は同期ですから。