同期生座談会

警察学校で苦楽を共にした同期生に当時の思い出や現在の仕事について語ってもらいました。警察学校を卒業してもその絆は一生消えることはありません・・・

警察官を目指したきっかけを教えてください。
A 人の役に立つ仕事をしたかったことと、山間部に住んでいる祖父母が巡回連絡に来た警察官と楽しそうに話しているのを小さい頃に見て、私も地域に密着した警察官になりたいと思いました。テレビなどで見る強い警察官のイメージというより、身近な警察官に憧れていました。
B 私はテレビや映画の中の女性警察官の姿を見て、格好いいと思ったことがきっかけです。男性が多い職業だと思うのですが、その中で活躍している女性警察官がすごく魅力的でした。
C 生まれ育った群馬のために何かできないかなと思っていました。学生時代、部活動などで帰りが遅くなった時もパトカーを見ると安心することができたので、今度は自分が安心を与えられる存在になりたいと思い警察官を目指しました。
交番ではどんなお仕事をしていますか。
C:遺失・拾得物の取扱いや事件現場での捜査、登下校時の通学路付近のパトロール活動などをしています。
B:私が勤務している交番は夜も人が多い繁華街が近くにあるので、他の交番に比べると、飲食店等でのもめごとなどに対応することも多くあります。
A:管内のお年寄りのお宅を訪問して、振り込め詐欺や交通事故などの高齢者が被害に遭いやすい事案への注意喚起を行っています。
仕事をする上で心がけていることは。
A:交番は地域の方に一番見られるところなので、服装や言動に常に注意しています。
C:笑顔を忘れないよう心がけています。すべて笑顔で対応すればいいというわけではありませんが、笑顔であいさつしたり話しかけるといろいろなお話が聞くことができるので、大事にしています。
B:私は相手の立場に立って考えたり、言動に注意しています。一般の方からすると警察官は偉そうに見えてしまったりすることがあるので、市民の方と同じ目線でいるよう気をつけています。
どんなときにやりがいを感じますか。
B:困っている人や、被害にあった方に「ありがとう」って感謝されると、やっていてよかったと思います。
C:私もそうです。「ありがとう」とか「お世話になりました」と言われると、いい仕事だなと思います。
A:そうですね。
警察学校について、印象に残っていることはありますか。
A:楽しかったのは寮生活です。自由時間はほっとできるひとときで、学校の話だけでなく、私生活の話もしていました。同期と過ごす時間がとても濃厚なので、6か月間で友情が深まりました。今も集まってご飯を食べたりしています。
B:女性は人数が少ないので勉強を教え合ったり、悩み相談もよくしていました。ランニングなど体力を使う授業でも、同期が応援してくれたので乗り越えられました。
C:基本を教科書で勉強した後、教官がつくった架空の事件を各グループで解いていく想定訓練はとても勉強になりました。グループのメンバーだけで最後まで考えなければいけないので、難しかったです。
学校で学んだことで今活きていることはどんなことですか。
C:むしろ、学校で学んだことが全部必要でした。無駄なことはひとつもなかったと思います。
B:学校にいる間はもちろん大変なこともありましたが、あいさつや身だしなみ、社会的な常識まで、当たり前のことをしっかり指導していただきました。あの6か月間があって良かったと思います。
A:最初の6か月で学んだことの意味を、実際の現場に出て改めて理解し、もう一度学校に戻って理解を深めることで、警察官として仕事をしていくための自信を持つことができたと感じています。
休みの日の過ごし方は。
A:県警の野球チームで野球の練習や試合をしています。スノーボードも好きなので、冬は同期や友達と滑りに行きます。温泉も好きなので、みなかみ方面によく行きます。
B:私は実家に帰って家族と一緒に過ごしたり、同期や職場以外の友達と会うことが多いです。あとはアウトレットへ買い物に行くことも多いです。
C:同じ署の同僚とご飯に行きます。それからラーメン屋巡りをしたり。お互いの仕事を労いながら、他愛のない話をしているだけでストレス解消になります。
警察官を目指す人へメッセージを。
B:体力に自信がなくて諦めてしまう女性の方もいるかもしれませんが、同期には学生時代に運動経験のなかった人もいるので、諦めずに夢をかなえて欲しいです。
A:警察官は休暇が少ないと思われがちですが、事件・事故の対応が必要なときを除けば、しっかりと自分の時間が持て、プライベートも充実させられるので心配しないでください。
C:たくさんの人とコミュニケーションを取ることを大切にしてください。人と話すこと、人の話を聞くことに慣れておくと、警察官になってから役立つと思います。
人と関わる仕事に興味があればぜひ目指してもらいたいです。