現在の位置:ホーム > タイトル

暴力団の車に接触

私は、車を運転中に暴力団員の車と接触事故を起こしました。
相手が「警察に届け出せずに示談で済ましてやる。」と言ったので、「修理代を支払う。」との念書を書いて渡したところ、法外な修理代を請求されて困っています。
請求どおり支払わなければならないでしょうか。

対応要領

警察に対して事故の届け出をし、保険に入っているようでしたら保険会社にも連絡する。そして正当に支払うべき損害額のみを支払うことです。

警察と保険会社に届け出

人身、物損事故にかかわらず交通事故を起こした場合は、警察に届ける義務があります。
相手が、急いでいるからなどと言っても相手の免許証で住所、氏名等を確認し、車のナンバーをメモして警察や保険会社に連絡することです。怪我をしていないと言っても、後で法外な要求をされることがあります。

暴力団事務所には行かない

「お前が悪いのだから組事務所に来い。」と言われても絶対に行ってはいけません。相手のペースで法外なものを要求されるだけです。
喫茶店やホテルのロビーなど多くの人の環視があるような場所で交渉し、しかも複数で行くことが適切です。

安易に念書は書かない

交通事故の過失の有無は、交通事故当事者の判断のみで解決できるとは限りません。相手から要求されても安易にこれに応じ、念書や詫び状などの書類は絶対に書かないことが重要です。まして事故現場において現金解決はしないことです。

不当な金額は支払わない

相手の要求額が不当に過大なものであったり、正当に支払うべき損害額を超えた額については支払う必要はありません。相手が支払いや面談を強要したり、脅迫等の手段を用いるような場合は、近くの警察署か暴追センターにご相談ください。
なお、万が一相手の脅しにより「全額支払う」との念書を書いてしまっても脅迫による意思表示として、念書の効力を失わせることができます。(民法第96条)

戻る