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反射材の種類と着用効果

掲載日:2022年8月1日 印刷ページ表示

反射材の種類と着用効果の画像1
「タスキタイプ」の反射材で、手軽に着用でき、折りたためばポケットに収納可能で、反射する面積も広いものであります。

反射材の種類と着用効果の画像2
「リストバンド」タイプの反射材で、腕や足などの動きの多い箇所にワンタッチで簡単に取り付けられるほか、自転車の荷台やバックの手提げ部分等に取り付けられます。

反射材の種類と着用効果の画像3
靴のかかとなどに貼り付けるシールタイプの反射材で、普段は黒色で、夜間、光が当たると白色に光ります。反射面が少ないので、靴のかかとなど、動きの大きい場所に貼り付けるのが効果的です。

反射材の種類と着用効果の画像4
手袋やエコバック、キーホルダーなどの反射材です。夜間は、車のドライバーにとって歩行者が見えにくくなります。そこで、ドライバーに発見されやすいように、明るい色の服を身につけ、さらに効果を上げるために反射材を着用することが大切です。

反射材の種類と着用効果の画像5
自転車利用中の事故の多くは交差点における出会い頭事故であり、自転車の側面に光があたった時に反射して、自分の存在を知らせる反射材を取り付けておくことも大切です。写真右側はタイヤのスポークに取り付ける反射材で、横からの光に反射するものです。

反射材の種類と着用効果の画像6
これは「タスキタイプ」の反射材を着けた場合の見え方です。歩行者自身からは光っているのが見えませんが、車のドライバーからはこんなによく歩行者の存在が分かります。

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これは「リストバンド」の反射材を着けた場合の見え方です。反射する部分が小さいですが、動きのある腕などにつけると車のドライバーからはよく見えます。

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こちらは、スポークに反射材をつけた自転車です。少しの明かりでもこんなによく光ります。

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夜間、暗い服装で歩いていますと車のドライバーからは歩行者に約26mくらいまで接近しないと発見することができませんが、明るい服装ですと約38mとなります。反射材を着用していると約120m手前から歩行者の発見が可能と言われております。次に、車のスピードと止まるまでの距離ですが、時速50キロで走っている車が急ブレーキをかけてとまるまでの距離は約32mかかります。夜間、暗い服装の歩行者を見つけて急ブレーキを掛けても間に合わないこととなります。車のスピードが時速60キロの場合は、止まるのに約44mかかりますので、明るい服装の歩行者でも事故に遭ってしまいます。反射材を着けていれば、かなり手前から発見することが可能ですが、車のドライバーの中には脇見をしていたり、居眠り運転をしている人もいますので、反射材をつけているからといって安全とは限りません。道路を横断する時には、よく左右の安全を確かめることが、一番大切です。