本文
ネットバンキングを悪用した不正送金被害に遭わないために
掲載日:2023年8月8日
印刷ページ表示
インターネットバンキングは、原則24時間いつでも利用できるサービスで利便性が向上していますが、「フィッシングサイト」や「ウイルス感染」により利用者ID・パスワードを不正に取得した犯人が、預貯金を他人名義の口座に送金する不正送金被害が絶えない状況です。
少しの注意と基本的な対策により、不正送金被害に遭わないようにしましょう。
ネットバンク利用者を守るポイント
- ウイルス対策ソフトを導入し、常にプログラムを更新する
- 最新のウイルス対策ソフトを使うことで一定の効果が期待できます。
- 金融機関が提供している専用のウイルス対策ソフトも有効です。
- ソフトウェアは自動更新する
- OS(基本ソフトウェア)、ブラウザー、Flash、JAVAなどのソフトウェアを常に最新版にする。
- 自動更新設定になっているか確認する
- ワンタイムパスワードを適切に利用する
- ワンタイムパスワードが提供されていれば積極的に利用する。
- パスワードは複雑にして使い回さない
- なるべく長く、複雑なパスワードを使う。意味不明でランダムな文字列が望ましい。
- ほかのパスワードと同じものを使わない。
- 見知らぬURLをクリックしない
- 不審なメールに返答したり、その中のリンクをクリックしない。
- 不審な点があるときは、直接金融機関等は問い合わせる。
フィッシングとは
偽サイト(フィッシングサイト)に誘導し、住所、氏名、銀行口座番号、クレジットカード番号などの個人情報を入力させ詐取する行為です。メールのリンクやウィルス感染によりフィッシングサイトに誘導し、個人情報を入力させる手口が一般的に使われています。
フィッシングサイトの事例
例1 メールに記載のリンクからフィッシングサイトを表示させるパターン
例2 ログイン画面が置き換わっているパターン
例3 ウイルス感染によりログイン画面が置き換わっているパターン