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お願い
- 登山計画書や登山届を事前に目的地の警察署や登山指導センター等に提出してください。
- 携帯電話やアマチュア無線機は、登山中も必ず携帯しましょう。また、予備電池を携帯し、
電池の消耗に注意しましょう。
注:アマチュア無線機は、免許及び資格が必要で、原則として目的外使用が禁止されています。
電池の保温に心がけて!
~電池は長時間低温状況におくだけで能力低下~
携帯電話の電池切れで連絡が付かなかったために家族等から捜索の依頼あった事案が県内で数件
ありました。これは、登山者本人が悪天候で下山が遅れたときに、携帯電話を低温状態下に
おいたため、電池能力が低下して使用不能となったものでした。
携帯電話取扱上の注意
低温に対する注意
電池は、化学反応で電気を起こし電流を流しているが、温度の低い所では化学反応が起こりにくくなるため、電池が消耗したような状態になり、携帯電話が架かりにくくなる場合もある。しかし、暖かい所に移動すれば正常に科学反応を起こし、通常の使用ができるようになる。
汗も故障の原因
汗や雨水が携帯電話本体内に入り込むと基盤に水滴が付き使用不能となる。携帯電話をワイシャツの胸のポケットにいれたまま、大量の汗をかいたための携帯電話会社への、故障の問い合わせがかなりあるとのことです。登山時は、湿気対策に十分注意してください。
一般的な使用範囲
温度 +5℃~+40℃
湿度 35%~85%
※メーカー、機種により若干異なる
不感地帯
機種・メーカー・周囲の状況等で通話エリアが異なることから、契約会社に確認してください。例えば、谷川岳の岩場の遭難現場で遭難者の所では通話不能でしたが、1メートル移動したら通話できた事例もありました。
また、尾瀬全域で携帯電話の通話はできません。(鳩待峠付近等の一部は除く)