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サポート詐欺対策
サポート詐欺とは
パソコンでインターネットを閲覧中に、
・ 突然、ウイルス感染したかのような嘘の画面を表示させる
・ 警告音を発生させる
などして、ユーザーの不安を煽り、画面に記載されたサポート窓口に電話をかけさせ、
・ サポートの名目で金銭を騙し取る
・ 遠隔操作ソフトをインストールする
などを手口とした詐欺です。
サポート詐欺の手口
偽の警告画面を表示したりして不安を煽る
・ 偽の警告画面を表示する
・ 警告音を鳴らす
・ 警告メッセージを音声で流す
・ 偽の警告画面に表示した電話番号に電話を掛けさせる
・ 実在の企業ロゴ等を画面に表示する等
有償サポートやセキュリティソフトのインストールを勧める
偽のセキュリティ警告画面に記載されたサポート窓口に電話をかけると、有料のサポート契約を勧められます。
【支払い方法】
・ クレジットカード決済
・ 各種ギフトカード
・ コンビニ決済
・ 電子マネー 等
※ セキュリティソフトを装って遠隔操作ソフト等のインストールを促され、インストールしてしまうと、アカウントを乗っ取られ、不正送金等の被害に遭うおそれがあります。
サポート詐欺の被害に遭ったら
偽の警告画面を閉じる
○ ブラウザ(偽のセキュリティ警告画面)の終了方法 終了方法(1) キーボード左上の「ESC」キーを長押しし、ブラウザの「×」をクリックして画面を閉じる。 終了方法(2) 「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を同時に押し、タスクマネージャを起動し、利用しているブラウザを選択して、右クリック→「タスクの終了」を選択する。 ※ ブラウザを終了できない場合は、パソコンを再起動する。 |
偽のセキュリティ警告画面を閉じる方法が分からない場合は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)のセキュリティセンター安心相談窓口にお問い合わせください。
電話: 03-5978-7509 (受付時間:10時00分~12時00分、13時30分~17時00分(土日祝日・年末年始は除く。))
E-Mail : anshin@ipa.go.jp
警告表示画面の指示に従わない
・ 偽のセキュリティ警告画面に表示される電話番号に電話をしない
・ 偽のセキュリティ警告画面で指示されるアプリやソフトウェア等をダウンロードやインストールしない
※ アプリやソフトウェア等をインストールしてしまった場合は、ネットワークから切断してウイルスチェックを行い、インストールしたアプリ等をアンインストールする。可能であれば初期化を行い、パスワードを変更してください。
クレジットカード会社等に連絡する
【クレジットカードでサポート料金を支払ってしまった場合】
・ クレジットカード会社に連絡
・ 支払いの停止を依頼
【電子マネーで支払ってしまった場合】
・ 電子マネーの管理会社へ被害連絡
・ 決済手続の停止を依頼
してください。
関係資料等を保存する
次の内容等の資料を保存・記録してください。
・ 偽のセキュリティ警告画面
・ インストールしたソフトウェアが分かる資料
・ 支払ったクレジットカードの履歴
・ 購入した電子マネーのカード
警察に通報・相談する
サポート詐欺の被害に遭った場合は、偽のセキュリティ警告画面やインストールしたソフトウェアが分かる資料等を持参して、最寄りの警察署に通報・相談してください。
警察署の一覧
なお、事前に電話で担当者と日時や持参する資料の調整をしていただくと対応がスムーズに進みます。
被害防止対策
サポート詐欺の被害を防止するためには、
・ OSやソフトウェアを最新の状態に保つ
・ ウィルス対策ソフト等を導入する
などが重要です。
参考リンク
・ 一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター(JC3)
サポート詐欺の手口について(動画解説)(https://www.jc3.or.jp/threats/examples/article-356.html)<外部リンク>
JC3コラムーサポート詐欺編(https://www.jc3.or.jp/threats/topics/article-396.html)<外部リンク>
・ 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
インターネット利用中に表示される偽の警告画面にだまされないで!(https://www.ipa.go.jp/security/anshin/mgdayori20180718.html)<外部リンク>
偽セキュリティ警告(サポート詐欺)対策特集ページ(https://www.ipa.go.jp/security/anshin/measures/fakealert.html)<外部リンク>