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みなさんの疑問が解決するかな?
みなさんの疑問が解決するかな?
Q1 群馬県警察には、どれくらいの警察職員が働いているのですか?
群馬県の警察職員は、法令(群馬県警察本部の組織及び定員に関する条例)で、警察職員は3,907人と定められており、このうち、警察官は、3,442人です。(令和4年4月1日現在)
警察の仕事は、交番で勤務する警察官、交通違反の指導や取締りをする警察官などいろいろな仕事をする警察官がいますが、強盗事件や窃盗事件などの事件捜査を担当する警察官を刑事といいます。
刑事は、警察官であることを犯人に知られると逃げられたりしてしまうことから、普段、仕事をするときは制服でなく、背広など一般の人と同じ服装をしています。
すぐに110番をかけるか、近くの交番に知らせてください。
連絡を受けたおまわりさんや刑事さんが現場に行ったら、みなさんは見たことや知っていることをおまわりさんや刑事さんに話してください。
また、現場には犯人が残していったいろいろな物がありますから、手を触れたり中に入ったりしないようにしましょう。
県内のどこで110番しても、警察本部の通信指令課につながるようになっています。
携帯電話やPHSでかけても同じです。
1日平均して、310件(令和3年中)です。
しかし、そのうち約40件は緊急でない相談電話やいたずら電話などです。
事件・事故が発生したときに、110番通報をしてもつながらないことがあると大変困りますので、いたずら電話はしないようにしてください。
事件がないからといって、何もしていないわけではありません。
落とし物、拾い物の取扱い、町のパトロール、地理案内のほか、子供たちの安全を守る活動をしています。
パトカーがはじめて日本に登場した当時、日本で生産される自動車は、ほとんどが白色でした。パトカーも白色だったので、一般の自動車との見分けがつきませんでした。
そこで、パトカーであることがひとめで分かるように、白色ボディの下半分を反対色の黒色に塗りました。これが、パトカーを白と黒の2色にした始まりで、昭和30年に、全国的に統一されました。
Q8 交通事故をなくすために、どんな仕事をしているのですか?
白バイやパトカーで、交通取締りや指導を行っています。
また、交通指導員やドライバーズクラブの人たちと一緒に交通安全運動を行ったり、各学校で交通安全教室を行ったりしています。
白バイは、昭和11年8月に登場しました。それ以前は赤色で、「赤バイ」と呼ばれていました。
現在は、白バイは法律により「緊急自動車」とされ、色は「白色」と定められています。
「赤」、「黄」、「青」は、色の三原色であり、だれでも分かるように、信号の色をこの3色に対比させたものと思われます。
県内には、4,190基あります。
「警察」という言葉は、明治時代の初め頃、ヨーロッパから警察制度を取り入れたときにできました。
「警」は、社会に犯罪や事故が起きないように警戒すること、「察」は、犯罪や事故が起こるのを防ぐために、それをあらかじめ知ることの意味で、国民を犯罪や事故から守る仕事として、「警察」という言葉が作られました。
交番で仕事をするおまわりさんや、交通取締りをするおまわりさんは、制服を着ています。
これは、みなさんがひとめで警察官と分かるようにするためです。
警察官の制服は、全国どこでも同じです。これは、都道府県によって警察官の制服が違うと、みなさんにとってまぎらわしいなどの不都合があるからです。
Q14 制服についているワッペン(エンブレム)は、全国どこでも同じですか?
各都道府県ごとに、違うマークのワッペン(エンブレム)をつけています。群馬県警のマークは、「群」の字の偏とつくりをたてに組み合わせた文字のまわりに、「上毛三山」を配置した「群馬県紋章」を取り入れています。
警察のシンボルマークは、「旭日章」と言います。昇る朝日と陽ざしを表しています。
群馬県警察には、「あかぎ」というヘリコプターが1機あります。
「あかぎ」は警備部警備第二課に所属し、日々、空からパトロールを行っています。
主な仕事は…
- 犯人の追跡
- 山岳遭難者の捜索・救助
- 災害場所の状況把握
「あかぎ」は、前橋市内のヘリポートで管理しています。
常に出動に備えて、準備をしています。
事件・事故が発生したら、すぐに出動します。
「1日に何回」という決まりはなく、担当する地域をまんべんなくまわるようにしています。
パトロールは、通常2人組で行うことが多いです。
係にもよりますが、基本的には、1日約8時間勤務です。
24時間勤務のところもあります。
柔道、剣道、けん銃、逮捕術など、必要な訓練をしています。
その他にも、ランニングをしたり、筋力を鍛えたりと、トレーニングを心がけています。
一定期間保管をして、持ち主がわからない場合には、県のもの、もしくは落とし物を届けてくれた人のものになります。