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よくある質問(サイバー犯罪)

掲載日:2023年8月8日 印刷ページ表示
Q1 アダルトサイトの入会金や使用料を請求する画面が表示されてしまった。
Q2 スマートフォンや携帯電話に迷惑メールが大量に届いて困っています。
Q3 身に覚えのない料金を請求するメールが届きました。
Q4 掲示板に自分の名前、住所、写真等の個人情報が載せられてしまいました。削除したいのですがどうすればよいのでしょうか。
Q5 ネットオークションで代金を支払ったのに商品が送られてきません。
Q6 オンラインゲームのアカウントを他人にとられてしまった。
Q7 ウイルス対策ソフトは必要ですか。
Q8 ファイル共有ソフトで音楽CDやDVD等をダウンロードしてしまった。
Q1 アダルトサイトの入会金や使用料を請求する画面が表示されてしまった。
A1 サイト上にある『年齢認証』ボタンをクリックしただけで
『登録ありがとうございます』
と表示され、高額な利用料金や解約手数料を要求する手口は
『ワンクリック詐欺』
と呼ばれています。
インターネットでは、定められた手続を経ていない場合、契約は成立しません。
表示されている問合せ先には、連絡をしないようにお願いします。
「相手に連絡し、名前や住所を伝えてしまった。」という場合は、脅迫まがいの請求電話が来ることがあります。このような場合は一人で考え込まず、最寄りの警察署に相談してください。
また、裁判所から支払督促や少額訴訟の呼出状が届く場合があります。
発送元や問合せ先が本当の裁判所であることを確認した上で連絡し、事情を説明しましょう。
Q2 スマートフォンや携帯電話に迷惑メールが大量に届いて困っています。
A2 携帯電話各社が用意する迷惑メールブロック機能を活用することで、迷惑メールを防止する方法があります。ご自身が加入する携帯電話会社のホームページを参考に携帯電話の設定を行ってみてください。
なお、迷惑メールが送られてくる原因として
  • SNSや掲示板にメールアドレスを公開
  • 悪質な出会い系サイトや懸賞サイトなどにメールアドレスを登録
  • メールアドレスが推測しやすい、又は短い
などが要因として挙げられます。
インターネット上に情報を公開することは、世界中に公開することと同じです。中には悪意を持って情報を収集する者もいることを十分理解し、公開には細心の注意を払ってください。
Q3 身に覚えのない料金を請求するメールが届きました。
A3 使った覚えのないサイトの利用料金を請求する手口は
『架空請求』
と呼ばれています。
あなたからお金を騙し取るためのメールですから、無視して絶対に連絡を取らないでください。ご自身で個人情報を登録していない限り、相手はあなたのことが分かりませんので、心配ありません。
この手口は、あたかもインターネットサイトの会員登録、音楽・動画情報等の未納料金があるような内容のメールを不特定多数の人に送り付け、メールを見た人が心配になったり、間違いではないかと確認しようとして、メールや電話で連絡を取ると、「裁判の準備をしている。」「弁護士に調査を依頼している。」などと言葉巧みに不安にさせたり、脅したりして、個人情報を聞き出した上、使用料金のほかに示談金や延滞料金等名目で数万円から数十万円を請求してくるのです。
また、一度支払ってしまうと、「他のサイトの未納料金がある。」などと請求され、結果、数百万円も騙し取られたというケースもあります。
連絡をしないことが重要です。
Q4 掲示板に自分の名前、住所、写真等の個人情報が載せられてしまいました。削除したいのですがどうすればよいのでしょうか。
A4 ほとんどの掲示板には、管理者への問合せメールアドレスや削除依頼のフォームが用意されていますので、そちらを利用し、管理者へ書き込みの削除依頼を行ってください。
なお、「管理者等への連絡方法が分からない。」「削除依頼を行っても消されない。」「何度、削除してもまた載せられてしまった。」などお困りの際は、サイバーセンターに相談してください。
このほか、危害を加えたり、名誉を害するような内容の場合は、犯罪となる可能性があります。このような書き込みの場合は、削除依頼を行う前に、内容を印字するなど状況を保存した上、最寄りの警察署に相談してください。
Q5 ネットオークションで代金を支払ったのに商品が送られてきません。
A5 オークションの管理者へ連絡し、取引状況等を通知してください。
相手の連絡先が分かる場合には、電話、メールのほか内容証明郵便等で督促の連絡を行ってください。
連絡がつかない状況が続いたり、郵便物が宛先不明で戻ってきた場合は詐欺の可能性がありますので、取引状況が分かる資料を用意し、最寄りの警察署に事前に連絡の上、相談してください。
Q6 オンラインゲームのアカウントを他人にとられてしまった。
A6 不正アクセス禁止法違反の可能性があります。
ゲーム会社に連絡するとともに、最寄りの警察署又はサイバーセンターに相談してください。
なお、ID・パスワードを他人にとられてしまった原因が、コンピュータウイルスによる場合も考えられますので、インターネットから切り離し、ウイルスチェックを行ってください。
また、同じID・パスワードを他のゲームやショッピングサイト、インターネットバンキングなどで利用している場合は、早急にID・パスワードの変更を行って2次被害を防ぐようお願いします。
Q7 ウイルス対策ソフトは必要ですか。
A7 絶対に必要です。また導入だけでなく、必ずデータの更新も行ってください。
ウイルス対策ソフトを導入していないパソコンでは、
  • パソコン内の情報をとられる
  • 遠隔操作により、犯罪の踏み台とされる
などの危険が高まります。
インターネットを安全に利用するために、必ずウイルス対策ソフトを導入してください。
なお、ウイルス対策ソフトを導入すれば、万全という訳ではありません。
現実社会と同じように、新種のウイルスが誕生し、ワクチンソフトの開発が後手に回る場合もあります。
「怪しいサイトは利用しない。」「ダウンロードしたファイルをむやみに実行しない。」などの対策も重要です。
Q8 ファイル共有ソフトで音楽CDやDVD等をダウンロードしてしまった。
A8 著作権が存在する物を作成者等の許可なくダウンロードすることは、違法です。
「自分で楽しむだけ」であっても、違法となります。
また、ファイル共有ソフトは、自分で意識していなくても自動的にアップロードしてしまうこともあり、結果、違法なアップロードに荷担することとなります。
ファイル共有ソフトの導入(インストール)は、絶対にやめてください。